紺青の青!

行ってまいりました、中国・山陰地方三泊四日青春18きっぷの旅。ダラダラ書くのは無理なので張り切って端折って書きます。


秋吉台秋芳洞山口県

のらくらと山口着きましてまず向かいましたのが、秋吉台秋芳洞です。山口県美祢市東部に広がる日本最大のカルスト台地であり、地表には多数のドリーネ(窪地)が見られ、地下に秋芳洞、大正洞、景清洞など450を超える鍾乳洞がある(近年も新しい洞窟が発見されている)。
初めに秋芳洞という鍾乳洞に行ったのですが、なめてました。よくある鍾乳洞をイメージして入ったのですが全く持って違いました。スケールが大きかった。凄いとしかいえませんでした。踏ん張って歩かないと暗闇に吸い込まれてくような感覚に陥る。そんなとこでした。自然は凄いです。その後秋吉台へ。此処は日本なのかと思わせるような場所でした。綺麗。晴れてたら良かったのに。

中原中也記念館(山口県

好きな詩人の1人。中原中也の出身地に行きまして、記念館へ参りました。なんて自由な生き方をしてるんだと思いました。最近は詩集だとか読んでないのですが、改めてこうして見ると何ともいえない感覚になる。なんていうのか、何も考えずにいることができる気がする。詩を読むと逃避の一種ができるんです。で、思わず全集購入。持ってるのにね。

萩市山口県

歴史萌え!と萩焼きかわいい!ということから向かいました萩。観光地と言うよりただの街でした。白壁と石垣の街を予想してたのですが全然違いました。東萩駅で降りてチャリをレンタルしてまず松陰神社に。松下村塾だとか幽閉された部屋を見まして、松陰蕎麦なるものを食べました。夏みかん入ってましたよ。びっくり。その後、萩焼を見ながら高杉晋作の出生地の前を素通り。うん、昔ほど歴史に敏感ではなくなりました。

出雲大社島根県

有名ですね。縁結びの神社です。然程感動とか荘厳さは感じず。伊勢神宮のが神々しい気がする。神楽殿の前の大注連縄の下で観光客が必死になって小銭突き刺そうとしてるのが滑稽でした。宗教に対して冷めた目で見るようになったんです。出雲大社にある日章旗が青に映えてとても綺麗でした。あれってNHKの深夜4時くらいに流れる日章旗の映像と一緒らしいです。

*日御碕(島根県

日本一の灯台?なんですか。灯台の中に入って天辺まで登ることができるのですが、ものすごく怖かった。最後の梯子が特に。頂上から眺める日本海は最高でした。そして風が強くて吹き飛ばされそうになる。1人黄昏ました。晴天でよかった。此処にはバスで行ったんですが、帰りのバスの運手主がやたらフレンドリーで色々話をしてくれました。降りる停留所の心配もしてくれたり。親切な方でした。原さんありがとう。

植田正治写真美術館(鳥取県

行きたくて仕方がなかった。本とかでしか見たことがなかった写真が、ここでは自分の目で見れる。本物を見てるのかという実感とかは全然湧かなくて不思議な感覚でした。今は特別展で植田正治の「わたしの風景」展してました。でも常設展の方がぐっと来ました。逆さ大山は曇っていたせいで見れず。残念。あと数時間で晴れそうだったんですが、電車の時間だとかいろんな関係で一時間ほどで出ました。

鳥取砂丘鳥取県

案外狭かった。そして人の足跡ばかり。らくだはいませんでした。旅立つ前に、この時期の砂丘は暑いぞと言われてたのですが、そんなことなく快適でした。そして再び黄昏る。やたら格好いい外国人の方がいたんで思わず写真に収める。いい感じに撮れていたらいいのですが。梨ソフト美味でした。


鳥取入ったらやたら鬼太郎が目に付きました。ねこ娘の電車に乗ったり、米子駅ではねずみ男の売店が、鳥取駅では鬼太郎の売店がありました。凄いね鬼太郎。あと山陰の電車にびっくりです。自分でボタン押さないとドアが開きません。そして快速だろうがワンマン電車。びっくりです。って地元もそんなのばっかりですが。帰りは鳥取から瀬戸内海へ向けて下がり、鳥取→智頭→上郡→姫路→京都というルートで6時間かけて帰ってきました。智頭急行線という私鉄ローカル線に乗ったのですが、凄いです。途中の駅に「宮本武蔵駅」なるものがありました。どんだけ〜


という感じです。青春18きっぷがまだ余っているので何処か行こうかと模索中。とりあえず名古屋に26日行きまして、妹と買い物して帰りに実家寄ろうかと思います。夏はまだこれからです。