カタカタ

電車からの眺めがすごく好きです。今日、初めて近鉄伏見駅から京都駅まで行ったんですが、その電車から見える景色がすごくきれいでした。夕方、乗っていたんですが、この季節の夕焼けは目に痛くない柔らかさをもっていると思う。それが雑然と立ち並ぶ民家や工場とマッチしていて、遠くには東山が見えて、ちょっと斜め向けば京都タワーが見える。高いビルとかが殆ど無いから変な凹凸がない。それがより一層風景としてプラスの要素を齎しているんだと思う。なんて思いながらぼーっと外を眺めてました。電車とかで私が無口になるのは(普段でもしゃべらないけど)それのせい。電車には、静かに乗っていたい人なんです。永遠に同じ区間を走っていたい。誰かプレゼントしてください。そして、そういう景色を見ていると、無償に写真が撮りたくなるんです。この角度、この距離、絵になるって思う瞬間がたくさんある。その時にカメラを持っていないことが多いけど、自分の中ではいつでもシャッターを切っている。それを忘れずに記憶する。なんか、平和だなーって思う瞬間でもあるんです。


なんか、人のブログ読んでたら無性に書きたくなったから書いてみてだけなんですけどね。エッセイに憧れる。どんなものかわからないけれど。