劇団四季ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレム版」見に行きました。完璧なる現実逃避です。乾いてたんです。ヘロデ王の噂を聞き前予で突発観劇。行ってよかった。ヘロデ見れて良かった。エルサ版のパンフでジーザスの写真、全部同じ表情なのはなんでだろうって見て思いました。

ジーザス・クライスト:金田俊秀 イスカリオテのユダ:金森勝
マグダラのマリア:高木美果 カヤパ:金本和起 アンナス:古賀陶馬ワイス
司祭:阿川健一郎 伊藤潤一郎 佐藤圭一
シモン:本城裕二 ペテロ:飯田達郎 ピラト:青井緑平 ヘロデ王:大塚俊
<男性アンサンブル>
赤瀬賢二 嶋野達也 小野功司 手島章平 中村智志
山本伸夫 安東翼 松田逸平 ソジョンス 神山隼
玉真義雄 近藤聡明 小林嘉之 辻中武
<女性アンサンブル>
石倉康子 ソンインミ 光川愛 稲垣麻衣子 小島由夏
上條奈々 濱村圭子 森未央 宝生慧 キムミンヨン
ジョンジヨン 水瀬麻理  

席は下手前から10列目、所々のシーンが見事にカヤパ様に遮られました笑 おかげでジーザス見れない時もしばしば。でも、狂信者シモンナンバー始まりの群衆の集まりが真正面から見れて良かった。このときいつも横から見てたからなー。すごい迫力です。スーパースターの時は物凄くスンラさんが遠かったけれども満足です。あと、何人か群衆が誰か分かるようになった笑 あ、あの人か!みたいな笑 ジャポネで気を引いた女性アンサンブルさんがたぶん出ていたのだろうけど、今回は際立ってっていうのはなかった。 一緒に見た妹はいたみたいですが。誰なんだろう。 

大塚俊さんのヘロデ、すごかった。友人がこの人の演じるバンザイ(?)が好きだっていっていたのを思い出して、どんな人なんだろうと思い見に行ったって言うのがあります。いや、ヘロデすごかった・・。登場して一発目に「ぐへへへへ」って笑い、足を組む時はわざと大げさにやっちゃって太股丸見えで、ジーザスに詰め寄る時は「ワカナドゥワカナドゥ」(たぶん)っていい、ジーザスの頭撫でまわす姿はいやらしくて・・いやもうなんか説明できない。とにかく衝撃。衝撃すぎて唖然としました。(昔から見てる人はこれがデフォなんだろうな・・・)

金田ジーザス熱かった。市場のシーンの後の息切れ具合の色っぽさとか、ゲッセマネの力み具合とか(でも何で死ぬ決心したのか分からん)。ジーザス登場したとき本当に神だ救世主だって思えたのだけど、ゲッセマネロングトーンの後、小さくしゃがみこんだとき、ただの人間に見えた。人間なんだなって。あと最後の晩餐の時のユダが抱きついて「早く去れ!さあ!さあ!」の声、爆音でした。音響近かったせいもあるんだけど、本当に爆音。すげえ声です。この人の声疲れた感じでないですよね。ユダは本当に声が・・・!て思うときあるのに。

エルサレム初めて見て、あのカテコは嬉しかったというか、うん。ユダが踊ってる!みたいな。皆踊ってる!みたいな。ユダがジーザスと丘の頂上でしゃべって笑ってる姿見て救われた感ありました。カテコも大盛り上がりで、1階はほぼオールスタオベ。もちろん私も笑 客電点いても拍手は止まず、ていうか催促に近かった気もするけど。でも最後出てくるたびに何度もスンラさんはありがとうと口ぱくしていて、本当に嬉しそうでした。ふらふらだったけど。大阪ってノリいいのね。

あとバクステ参加しました。名古屋と違って流れ作業的な感じで舞台袖で小物見て、舞台監督の説明受けるだけでした。名古屋のバクステ良かったなあ。衣装とか照明とかちゃんと説明受けれて見れたし。スンラさん出たし。自殺穴から現れないかと期待したけど、参加人数多かったし無理だったんだろうなあ。磔の秘密知れてよかった。名古屋では企業秘密です的な部分あって話濁してたのになあ。なんか大阪から演出変わったそうで、しかも初日の次の日から。演出家の一声だそうで。違う版も見てみたかったなあ。エルサのが聖書に忠実って聞いてたから、なんかなあ。あとその演出家用の椅子が袖にあったのに笑った。なんかよく一人だけ違う椅子に座ってはる映像見るんですけど、まさか本物見るとは。劇場ごとにあの椅子置いてるのかな。凄いな。実は腰痛持ちであの椅子じゃなきゃ駄目だとかだったらおも・・・すいません。

次は今週末金曜日!なんか予定入りそうで怖いけど、行ける限り見に行きます。なんどでも突発してやる!お金に余裕がある限り!もし京都再演になって、今回みたいに平日でC席余ってるとかなったら私はきっと惜しみなく通うんだろうなって思う。それくらい好き!大阪で上演が本当にうれしいです。
明日のキャス変も凄く気になる。ぜひ芝清道さんのユダも見たいです。