なら100年会館に劇団四季アンデルセン」がやってきたので見に行きました。(全国公演です)

ハンス  味方隆司  マダム・ドーロ 斉藤美絵子
ペーター 有賀光一  ニールス    岩崎晋也

男性アンサンブル
斉藤翔 鈴木伶央 斉藤太一 高城将一 渡井真一 廣野圭亮 維田修二 川地啓友 香川大輔 川口啓史(劇団俳優座) 前田員範

女性アンサンブル
大橋里砂 長橋礼佳 江部麻由子 森田真代 梅崎友里絵 大槻純子 服部ゆう 荒木舞 石野寛子 高橋佳織 榊山玲子 是澤麻伊子 白澤友理 大橋伸予
 

世界中でこよなく愛され、読み続けられているアンデルセン童話。
ミュージカル『アンデルセン』(原題『HANS CHRISTIAN ANDERSEN』)は、生涯に150以上の物語を描いた童話作家で詩人だったアンデルセンの、自らが「私の生涯は美しい一編の童話」と回想した青春時代がつづられた心温まる物語です。
劇団四季のミュージカル『アンデルセン』は、ロンドン版のストーリーを下書きにしていますが、舞台美術や振付、そして演出は完全なオリジナルの作品であり、その圧倒的なレベルの高さで、世界の激賞を受けたミュージカルです。特に劇中劇『人魚姫』の場面での、バレエダンサーによるコールド・バレエ(群舞)をはじめとした数々のバレエシーンは豪華で目を見張る美しさです。またコペンハーゲンの街の場面では、魅力溢れるジャズダンスシーンを展開。ダイナミックなジャズダンスと優雅なクラシックバレエの融合が、ミュージカルダンスに新たな領域を切り開こうという試みがなされています。(以上コピペ)

ソンダンで素敵すぎるバレエを披露されていた斉藤美絵子さんが見たくて見たくて、直前まで誰になるか分からない四季だけど期待を込めて取った誕生日プレゼントの意味もあるチケット笑 兎に角斉藤さん中心に見てました。全編にわたってソロで踊る箇所が何箇所かあったんですけど、中でもやっぱり劇中劇の人魚姫のシーン、やっぱりもう全然レベルが違うのが一目で分かる。登場しただけで、場の空気が変わるというか、他を見ててもハッと注目してしまう洗練された動き、歩き姿ですらもう華麗、爪先まで神経行きとどいていて、一挙一動が美しい!そしてバレエ中に見せる表情。バレエって踊りと表情で魅せるのか〜。上手く言い表せれないけど、感情のすべてが踊りにあった。べた褒めは若干贔屓目入ってる笑 歌声は・・・ちょっと弱い印象でした。

味方さんもずっと拝見してみたかった俳優さんで、歌とダンスと台詞を全て安心して見れるのって凄いなあと思いました。あと舞台で化ける人だなって、稽古動画とか見てると、本当に普通の近所のおじさん(すいません)って感じなんだけど、衣装着て、舞台メイクすると全然違う人になってる。まさに舞台俳優!って方だなと思います。凄く素敵なハンスでした。抜けてるのか惚気てるのかちょっと頼りなさそうなハンスだけど、でも、びしっと大切なことを伝えるときはしっかりとしていて。味方さん素敵だ!

町長さんとアンナ、ラースを演じてた俳優さんは誰なんだろう。あと男性ダンサーの人(バレエで出てくる4人のダンサーのうちの一人)が気になる。如何せん席が遠くて。100年会館凄いとこでした。なにあの座席配置。オーケストラ向けの会場なのかしら。

劇中劇人魚姫のラスト、人魚姫が泡になって消えていったシーンのソロ、なんで人魚姫は嬉しそうに踊っていたんだろ。悲しいシーンなはずなのに、嬉しそうに伸びやかに踊っていて、それが不思議で。王子様が生きていたことが嬉しかったのかな。自分の幸せよりも、愛する人の幸せを願った・・・せつな!バレエって台詞ないから、人魚姫が「できないわ!」って言ったのが凄くびっくりした。何より声と引き換えに足を貰ったのに・・・あれは心の声?

バレエシーンが沢山あって、本当に華やかな舞台でした。話も凄くわかりやすくて、真っ直ぐに伝わってくる作品、コミカルなシーンもあって小さい子でも楽しめる作品だなって。親指姫、みにくいあひるの子、裸の王様といった誰もが知ってる話もあって。個人的に一番裸の王様の所が好きです。もう一度見たい。気になるシーンが沢山ある!・・・にしてもチョウチンアンコウが最高です。上手はあっちなのか、そっか笑

ニールスとマダム・ドーロ、バカップルでした。け・・・。

で、今コーラスラインが東京でやってるんですが、それが物凄い豪華キャストで、ていうかコーラスライン(バックダンサーのオーディションの話)だよね?って言いたくなる俳優さんばかりで。逆に物凄く見たくて。青山さんと菊池さんとか、すげえな。あのレオタードとかもう凄い・・・。リチーナンバー凄い高音域なのね、すごー。坂田さん綺麗。