稀に見るキャストの豪華さに、一体どこを見ていれば良いのか分らないという嬉しい悲鳴を上げた初日笑 まさか、萩原さんや西尾さん大塚さん西門さんを同時に見る日が来るなんて・・・。ACLやS&Dで暫く見れないだろうな〜とか思っていたのになんてこったいw

1930年代のニューヨーク。銀行の跡取り息子ボビーは、放蕩息子。銀行の跡を継ぐことよりもショービジネスの世界にのめりこんでいた。そんな折、母親の命令で、田舎町の劇場を差し押さえに出かけるが、そこで劇場主の娘ポリーに一目惚れしてしまう。しかし、ポリーは劇場を差し押さえに来たボビーの正体を知り、激怒。ボビーは、何とか劇場を復興させるため、有名興行主ザングラーに変装し、友人のショーガールを呼び寄せて、町の劇場でショーを開催させようとする。
街は次第に盛り上がりを見せ始めるが、ポリーは、ボビーが扮した偽興行主のザングラーに惚れてしまい、ボビーには目を向けてくれない。そこへ本物のザングラーが現れ、これまでの変装がばれたボビーは、ポリーの怒りを買い、失意の中、ニューヨークへ戻った・・・。

ブコメディです。ベタベタなラブコメ。四季でこんなに笑う作品があるのか!って思うほど、笑いもふんだん。勿論それは初演キャストの加藤敬二さんの技によるものかもしれないけれど、でもそれでも爆笑してしまいます。
主役のボビー役加藤敬二さんはやっぱり流石としか言いようがないです。ダンスも、演技も。もうすぐ50歳だろうにあんなにも若い人に負けず劣らずというよりそれよりもさらに踊れるのは凄い。
美女と野獣のベルでは大好きだった花代さん。駄目だ、この役では好きになれなかった。余りにも演技が・・・って思いまして。贅沢かもしれないけれど、でもあれはないなと思いました。
アンサンブルが豪華すぎて、吐き気がしそうでした。何が起こってるんですかね、いったい。女性アンサンブルも加藤久美子さんや高倉恵美さん・・・なんてこったいw 男性アンサンブルなんてもう何処見たら良いの状態。ダンスはもう流石としか言いようがない。台詞は・・・ときどき残念だったけど。

本当に楽しい作品でした。(まぁ、途中帰りたいと思ったのは事実なんだけど)