雑記

最近仕事からの帰り道は自転車で走りながらココニイルコトを熱唱している。「なんども、なんどでも、悲しい夜を重ねて、少しずつ輝きを増していければ」から「僕らが二度とない今に光星ならば〜」という部分で夜空を眺めて年を重ねるごとに見えなくなっていく星を見つめては過ぎ去ってしまったときを思い出している。


安堂ロイドの挑戦と使命
私はとてもSFが好きで、ましてあの雰囲気どうみても「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」や「攻殻機動隊」の雰囲気を継承していて、それが好きな私にはドツボのドラマに当たります。
特に第4話が熱い。友人のアンドロイド・ナビエの台詞に号泣しました。
「やっぱりお前の言うとおりだった。記憶を消した俺が馬鹿だった。あの戦争で任務とはいえ、たくさんの人間を殺した。その日から、俺は悪夢に魘され続けた。ロボットが夢を見るはずがないと、サプライヤーに断言された。しかし、俺の人工知能は確かに夢を見るようになっていた。良心の呵責を伴った悪夢を」「麻陽ちゃん、こいつのことを頼む。凄く良い奴なんだ。名前は・・・思い出せない。ごめん」
泣いたよ!私ドラマでこんな名台詞を聞ける日が来るとは思わなかったよ!そうだよアンドロイドも夢を見るんだよ!
そして極めつけの第6話!衣朔に撃たれたロイドの台詞!
「俺は破壊される事が前提の消耗品だ。お前には家族が居る。死ねば、家族が悲しむ。だが俺には家族はいない。ただの人形だ」
木村拓哉にこの台詞を言わせた人間に拍手を贈りたい。鳥肌が立ったよ。色んな意味も含んでしまうけども、でもそれでもだ、この木村拓哉木村拓哉という存在を昇華してしまっていたよ。もうひとつ上の段階に進んでしまったよ!

という調子でドラマを見ている。やはり途中で脚本に疑問を持ってしまう事もあるけど、でも相対的に悪くはない。この日本のドラマ史に名を刻むドラマの一つではあると思う。このドラマ、どう見ても日曜9時に放送するものではない。深夜に放送する類のドラマだ。でも、それでも今のドラマ界に存在する定番に対して素手でぶっ壊していくそのチャレンジ精神に拍手を贈りたい。来期のドラマのラインナップ見て辟易したもので、余計にね・・・。
民法はスポンサーあり気で、スポンサーを取るにはやはりそれには視聴率が必要で。でもあえて木村拓哉で、この挑戦的なドラマをすることで、一つの道を示すことが出来たんだと思う。木村拓哉だからこそ赦された、出来たドラマだと思う。

ロイドについては色々と妄想が捗る内容で、色々ざっくばらんにtwitterでも呟きすぎてドン引きさせているのでね!妄想大好き!SF大好き!笑

ま、つまり何が言いたいかって、たっくん格好良かったよ!最終回が楽しみだ。