TOKYO INCIDENTS! vol.?

CDTV観覧徒然。

31日当日早朝日の出を右手に見ながらJRに飛び乗り、新幹線発着駅までひたすら遅延なきよう祈り電車に揺られる。
帰省ラッシュはまだ続いていたけれども、早朝&地方からということもあり、比較的新幹線は空いていた。気持ちは最早東京で起きうることを想像するのみ。

九時過ぎに東京着。そのまま赤坂に向かいスマショの整理券を手に入れる。まさか取れるとは思っていなかったので非常に驚く。最終の入り時間になってしまい、急遽帰りの新幹線の変更に向かう。

昼過ぎ、CDTV観覧に向かうため集合場所に向かう。人はまばらだったが既にTBSの局員とファミクラのスタッフが待機していた。人が集まり始めた所でどちらかの人間が整理番号順に並ぶよう指示。周囲にいる人に番号を聞きながら自分の列に並ぶ。このとき兵庫から来た方と少し話をする。

列で時間まで待機しその後ファミクラのスタッフによる持ち物確認。確認ができたところで今回の収録についての説明とお願いを伝える。ファミクラのスタッフって凄く冷たい人なのかと他のレポを読んでいて思ったのだが、若い人で非常に初々しく、丁寧で分りやすかった。初めてという人も多かったのでそのせいなのかなと。
さらに収録スタジオに入るまでに時間があったので前後の人と話をする。東京に住む高校生の子や、名古屋から来た結成当初からのファンの方など様々。喋っているとスタジオ入り。整理番号順に並ぶ。
スタジオに全員入ると番組担当のスタッフの方から説明があり、選ばれた190名です。2013年SMAPに一番最後に会える選ばれたファンですと煽る。そして暫くするとSMAPが入ります、そうしたらスタートですとの挨拶。一気に浮き立つスタジオ。そして幕の向こうのステージから足音が聞こえ一気にボルテージは最高潮に・・・!

生まれて初めて至近距離で見るSMAPは、テレビから飛び出してきたかのような、余りにもそこに存在しているのか怪しいほどリアリティがなく、でも聞こえてくる歌声や踊る姿はSMAPで。ああ自分はここにいるのかと改めて感動する。
よくよく考えるとSMAPで唯一きちんと肉眼で捉えたことのないのは木村拓哉だと気付く。今丁度宮本武蔵の撮影中のためか鋭い眼光を光らせた日本一の男が目の前であの歌声とあのダンスを披露している。シャープになったその顔つきと隠す気配もない色気に卒倒しそうになる。そしてあの一言、「A HAPPY NEW YEAR!」やはり木村拓哉はこうでなくてはならない。改めて思う。

シャレオツ、ハロー、Momentの3曲を披露。これまでのCDTVと比べるとやはり物足りなさは否定できない。むしろこれで終わりなのかと少し残念に思ってしまった。でもただ一つ言えるのは歌の最中は少しも不満足さはなかった。特に全国初披露となった『ハロー』私の住む地方ではまだSound Roomの放送がなくハローを歌う5人を見たことがなかった。このライブで初めて見て、ハモリを香取が担当していること、SMAPらしいハートフルなバラードだと改めて感じたこと、最後の香取のソロ部分のぎこちなさと温かさに溢れる歌と振付に名曲であることを改めて感じた。そして『Moment』何故2014年ソチオリンピックがあるのに東京オリンピックなんだと言いたかったが、致し方ないので割愛。久しぶりに聞く『Moment』はやはり中居のソロ部分が好きだと改めて思った。

MCの雰囲気は、まるで昔のSMAPが帰ってきたかのようだった。懐かしい雰囲気に2014年の活動が益々楽しみになった。

そうのこうので収録終了。最後はスタッフの指示に従いスタジオを後にする。途中赤坂BLITZの前を通ったのだが、丁度クレイジーケンバンド横山健が楽屋入りするところで、芸能人らしい外車で乗り付けているところだった。何人かファンの方がいて、そのファンの方たちが何か伝えたらしくそのレスポンスとして「い〜ねっ!」と何度か応えていて、非常に気さくな人なんだと少し知ることが出来た。

解散後はスマショの時間までかなり空きがあったので、荷物を取ってどこかに行こうかと思いスマショ前を通りがかったら丁度慎吾と剛が来ていたらしく人だかりができていた。思わず駆け寄ったら玄関のカーテンロールの隙間からサイン中の慎吾の頭と、手を振る姿が少しだけ見えた。ファンの中に一般の人もおり「やべえ香取慎吾見れたよ!」と興奮気味に話す男性の声も聞こえた。収録終わりで紅白まで時間がないのにここにきてくれたのか!しかも2人そろって!と思うと非常に嬉しくなった。そうこうしていたら道路側から悲鳴が聞こえ駆け寄ると慎吾がNHKに向かって去って行ったところだった。

そうこうして兎に角落ち着こうと近くのカフェに立ち寄ったら収録で自分の前に並んでいた方たちと偶然再会し、ご厚意で一緒に話をさせて頂いた。2人組の女性はSMAPデビューごろからのファンで自分が知らなかった話を沢山してくださった。自分自身緊張しいで中々気の利いた返事が出来なかったけれども、一人での時間潰しでは少しさびしかったのであっという間の時間を過ごせた。

そしてスマショの時間に。丁度しんつよが去った後で新しいサインボードが追加されていた。初めて見るスマショは意外と狭いということと、ここにメンバーが来るってとんでもないことなんだと痛感させられた。

そして帰京。興奮冷めやらぬまま新幹線に乗り、年越しは電車の中で過ごすという初めての経験。そんなこんなで長い一日が終わった。


当選してから緊張のため食事が喉を通らず、お腹も壊し、少し痩せてしまったのだが全てSMAPに会える事を思えば問題ないこと。
あの瞬間を過ごせて本当に幸せだった。充実した一日だった。