オーシャンズ11

梅田芸術劇場で上演されているオーシャンズ11を観ました。

脚本・演出:小池修一郎

出演:香取慎吾 as ダニー・オーシャン

   山本耕史 as ラスティー・ライアン
   橋本さとし as べネディクト
   霧谷大夢 as ダイアナ

   観月ありさ as テス・オーシャン

   オーシャンの仲間たち
    真田祐馬(ジャニーズJr.) as ライナス
    平間壮一 as イェン
    治田敦 as ソール
    水田航生 as リヴィングストン
    安井謙太郎(ジャニーズJr.) as バージル
    萩谷慧悟(ジャニーズJr.) as ターク
    角川裕明 as フランク
    芋洗坂係長 as ルーベン
    ラッキィ池田 as バシャー 他

チケットが奇跡的に取れました。東京公演は電話が繋がらず、大阪公演は悉く落選していたチケット争奪戦。直前になって追加販売があるということでいちばちで電話をしてみたらチケットが取れました。しかも結構良い席。慎吾ファン、新選組!ヲタとして見届けなければならない舞台だと気合入れて観に行きました。

余談として、梅芸に行ったのが久しぶりすぎて大阪駅からどのようにすれば行けるのか全くもって未知数。結果道に迷うという始末。辿り着いた先も知っているところだったけどさ。梅田の街は迷宮だわ。

観た感想としては、宝塚のままだなあと。ヅカミューが苦手なのであのどストレートな歌詞や振りが苦手と言うか、宝塚って女性が男役を演じるということに基づいてファンタジー色に脚色しているのだと思っているのだけど、それを現代劇で、しかも男が男を演じている舞台で同じ表現をするのは難しいのかなあと。というか私が苦手な感じなだけだったんだけど。

慎吾は格好良いけど何考えてるか全く読めない。空っぽな印象を受けた。山本耕史はさすがとしか。むしろ勿体無い使い方。でも本人がそれを楽しんでいるようなので気にしないでおく。観月ありさは残念。良くも悪くもお人形さんでした。舞台上に立つ姿が全く様にならない、その場に突っ立ってセリフ言ってるだけの人を初めて見た。舞台経験少ない女優さんをそれなりに見てるけど、みんなやはり様になってるのね。いいじゃん!ってなるんだけど、今回は全く。まあテレビで見て感じていた印象のままの人だなあと。

という印象が強く残ったので、面白いはずのシーンも全く笑えず…笑

あ、でも最初のFATE CITYで2人が並んだ瞬間にこの10年の思いが募り、感極まって泣いてしまいました。あと2人の声って相性良いのね。歌出しちゃえ!とか思いました。

やっぱりがっつり2人でストプレやってほしかったなあ…。なんかなあ。もったいないなあ。

個人的に、やっと西野誠さんを拝見できたことが収穫。勿体無いわこの使い方も。オーシャンズの一人にしてやってよとか思っちゃうのよねえ。