冬の話~香港2日目①~

香港2日目。


この日は前日とうってかわって寒い日でした。もう私には香港が分からない。そして疲れていたのでしっかり爆睡。笑 体力回復しました。

  • 黄大仙祠

2日目はなんやかんやで行動開始が遅くなりましたが、黄大仙へ参ります。地下鉄観塘線で黄大仙駅で降りて目の前!のお寺。

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こちらは道教のお寺らしく、陰陽勾玉巴のモニュメントがばーんと入口脇の物置みたいなところにありました。道教って懐かしい・・・!とかいろいろ思い出しながら(結構この辺軽く勉強した)参道を行きます。
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日本以外のお寺というか宗教施設というのは、常に新しい姿を保つことが信仰につながると言われているようで、日本の寺社仏閣も建立当初は赤を主にした極彩色な物が多かったとか。(赤なのは劣化防止です。朱にその効果があるんだっけ)なんてことを考えながら、色々建築物好き寺好きの血が騒ぎます。

(今見てたらそんな歴史新しくないのねえ・・って革命によって過去の歴史が破壊されてきた国なんてものが残るわけないよな)
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入口入ってすぐに露店があり参拝用の線香が売っているので購入。

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参拝経路はきちんと表示されているので、それに沿って進みます。
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正殿。立派。正殿に入る前の横に火をつけるエリアがあるので必死になって線香に火をつけます。あのね、風が強くて火が付きにくいことw


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正殿前には十二支像が。

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正殿でまず3本線香を供えます。基本9本セット売りで、3本、3本、3本と線香を備える場所があるとのこと。(順番に回れば場所は分かります)が、たくさん願い事があるなら何本でもOKみたいな感じで大容量パックも売っていました。そして必死な香港人。日本なら本殿上がってお祓い受けたり、読経を上げたりして誠意さを見せるけど、こっちの人はガチで祈っていた・・・。

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2か所目。

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3か所目は裏側にあります。

これで参拝は終了!となりますが、まだやることはある。

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月下老人像。縁結びの像らしく、ごちらもガチな若い方やミセス方々が祈りの結びをしながら縁を求めてました。ここは紐は無料でしたが、お布施という形のお賽銭箱があるのでコインを入れたらよいと思う。ちゃんと袋に入れるのが正式っぽいけど。(ってガチなおばちゃんが入れてた。動作の見本となるおばちゃんでした・・・ありがたい)

一通り参拝を終えると、十二支像のエリアに戻ります。ここからが本番!!!

正殿前には御御籤を引くエリアがあり、膝まついて祈りを捧げながらお神籤をひきます。お神籤といっても日本のように振れば1本出るような穴が開いているものではなく、竹の棒がコップに入っており、ひっくり返せば全部出てくるという、気合と根性が必要なもの。がしゃがしゃと振りまくりますが、1本だけ、というのが難しい。しかし振ります。振り続けます。さらにここで願い事も捧げなければなりません。難しいです。でも振ります。途中で考えることをやめ、ひたすら振ること10分近く・・・・・1本だけ、本当に1本だけぽん!と飛び出してきた!!!うひょうううう!となり嬉々としてお神籤を返して、番号を控えます。

そしてこれをもって、占いエリアへ行くのです・・・。

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お寺の敷地内には占いの館が建っており、ずらっとたくさんの占いのブースがあります。この中は基本広東語ですが、まれに英語や日本語OKという人もいるのでその人を探します。。

が、朝10時前で全然開いてないwwそしておいでと声かけられるけど、日本語出来る?って聞くと無理と言われる。笑

お目当てのところがあったのですがやはり開いていない・・・のでうろうろして他のブースを見るが開いていない・・・もう一度戻ってみると、なにやらおばちゃんが開店準備してる・・・?行ってみるとお目当てのブースの人!!!なんかごたごたしていて声かけていいのか分からずにいたら気づいてくれて、占い大丈夫ですか?と聞くと、OKOK!待ってて!!と椅子を用意して待たせてくれた。優しい・・・・!

で、準備OKみたいでいそいそと狭い店内に入り占い開始。おみくじの内容からスタートです。・・・覚えていないけど、願いは80%の確立で叶うとのこと。微妙だな!!笑

そのあと本題の占いに入ります。せっかくだからフルコースで占いを。生年月日と生まれた場所を聞かれます(四柱推命ですね)。で、色々本とか地図を引っ張りだされます。

生年月日から、辰年の五行でいえば金に当たるので物凄い強い女だということをいわれる。(ていうかおばちゃん生まれ年みてすぐに干支を当ててた)そんな強い女だから、同世代は潰してしまうと。当たってる・・・!!!

そう、そうなの。なんか我が強いから、まさに同世代は接しづらくて年上は平気なの。年下も平気。もうその通り!!となります。

あとの話を聞いていると、まさに易学だなと。医学要素が強いのかなと。健康面についての注意事項に関しては、今の顔色とか皮膚の色を見て、何が足りている足りていないと話していて、ああ確かにそうだなと納得できるものでした。

地理的方面については、自分の住む場所の西と東にチャンスがあると言われたけど、そりゃそうだよなと(大阪と東京だもん。)北はだめ!と。北行ったことも行こうと思ったこともない。そして住んでいる場所の北のエリアと海の近くはだめといわれ、職場死亡。転職しよう・・・。確かに今の会社に入ってから健康面で悪化しているんだよなあ。
千葉は良いよ!と言われたので舞浜に通い続けたいと思います。(っていうか凄いなと本当に思った)

途中で待っている人が現れたらしく、若干巻きが入ったり、住んでいるエリアの話がいまいち理解できなくてぽんこつかましたけど(途中の会話の流れで理解した)占いって結局学問だから(特に中国は)、自身の健康とか、何を気を付けたら良いかとか、参考にするならば四柱推命がやはり一番だなと思いました。結構なるほどと思うことが多かった。言ってよかったです。

ちなみにお話を伺ったのは林女士という女性でした。