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大阪城西の丸庭園にて興行されてる11月大阪平成中村座を観に行きました。

大阪城の敷地内に仮設劇場を建てて歌舞伎を興行するなんてなんて贅沢なんでしょう!城の門を通ったり、天守閣を横目に見ながら芝居小屋に向かうのは至極贅沢な時間でした。全てがもう大満足!

演目は11月昼の部は「法界坊」という江戸の破戒僧の話、夜の部は「夏祭浪花鑑」という大阪のやくざの話。これだけでもう華やかな演目!そして中村座勘三郎の力量をたっぷりと見せつけられた一時!

劇場に着くと、外に売店があって、中村座清酒やら限定の堂島ロールが売ってたりとなんともお祭り騒ぎ!今回観た夜の部の話は大阪日本橋の夏祭りを舞台にした話で、入った時から上手傍でだんじり囃子が鳴り響いてて、益々テンションあがった!更にトイレに並んでいたら整理していたお茶子さんが「今日はお祭りですからね!楽しくトイレ行きましょう!」と仰っていて、なんていうトイレの案内や!と驚愕、しかしトイレから出るとその言葉の意味を知りました。トイレから出たらお侍さんがいた!吃驚して一瞬静止してしまった!なんやねん一体!と思い席に戻ると客席中に扮装した役者さんが練り歩いてお祭り騒ぎしてました。飴を配る人もいたそうな・・。拍子に合わせて踊る役者さんもいたりもう吃驚。途中から、扇雀さんや、彌十郎さん、勘太郎さん、新悟さん、橋之助さんも出てきてもうキャーキャー騒いでしまった!笑 本当に贅沢で楽しい時でした。そして最後客席後方から勘三郎さんが舞台上に走りあがってきて立ち回りして幕開け!凄い演出に初っ端から感動!一気にテンションあがるし、楽しいしで、こんなに贅沢なものを体験していいのかと心配になってしまうほどでした笑

そんな衝撃から始まった11月中村座笑 何が起こるんだと思いきや、ほんまに凄かった。之見ちゃったら次どうしたらいいんだろうって感じ。いつまでも余韻に浸っていたくて、また明日からも通いたくて仕方ない!そして欲を言えば一階席で観たかった・・・・!(二階で観るもんじゃないね。無理して1階にしたかった)

見せ場と言えばやはり序幕第四場の長町裏の場の義父殺しの場面。本水と泥水を使い、見得を切る場面も沢山あるまさに歌舞伎!っていう場面。笹野高史さん演じる義父三河屋義平次と勘三郎演じる主人公団七の立ち回り凄かった・・。斬れという義平次と父を斬ることの出来ぬ団七の葛藤・・!これぞ歌舞伎!その雰囲気を更に際立たせる演出の凄さ!後ろは暗幕がかかっていて、照明は蝋燭の火のみ。黒子さんが火を操って二人だけを輝かす。その暗幕に写る二人の影の映り方の素晴らしさ!感動した!そして泥水に塗れ這い回る笹野さんの凄み!もう最高!!そのあとスポットライトで犯人探しをするように舞台上にライトが右へ左と映りながら、そこの中で逃げ回る二人!凄いしか言えない!最後父を斬ったあと照明がぱっと点いてお祭り騒ぎの町衆が踊り狂う演出も最高!そして客席から捌けて行って団七が一人残り逃げる・・そしてそれを観る橋之助演じる徳兵衛・・・!序幕は此処まで。

二幕見せ場はやはり最後の大立ち回り!父親殺しで追われる団七とお役人さんとの立ち回りも客席からあれよあれよと役人が出てきて「御用だ!」と叫ぶ。舞台上には大阪城天守閣の屋根部分とミニチュアの大阪の町並み。そこで大暴れ。凄かったし面白かった笑 花道で梯子を立てて駆け上ってきたり(間の前に勘三郎さん来て吃驚した)、勘太郎演じる役人左善と団七との立ち回りも迫力あった!そして何より、団七を追いかけてきた徳兵衛と二人が最後この場から逃げるのにバッと開いた舞台後方の壁!後ろには大阪城天守閣!(が、見えず笑)外に向かってかかる橋を走り抜けて舞台上から飛び降りて暗転!もうね、凄すぎてね、凄いのよ。はあああこうするのか!っていう衝撃と、突然消えた二人と、暗転のタイミングと余韻とが最高でね・・・最高だった!

歌舞伎では珍しくカテコもあって吃驚した笑 カテコってあんなに美味しいものなんだと・・初めて知った笑 勘太郎フリーダム!笹野さんの一貫した役作りに感服!(凄い悪人面で、絶対客席に向かって礼しないし、一点ばかりをずーっとにらんでいたりと面白かったw)七之助可愛いし、勘三郎さんお疲れだったし笑 で、カテコで来年九月も大阪きますとな。新歌舞伎座だそうです。楽しみですな!

橋之助さん格好良すぎてどうしようかと思いました笑 七之助のお辰の良い女っぷりに惚れ惚れした。勘太郎の磯之丈も可愛かったw

そんなこんなで劇場でても外には大阪城天守閣見えるし、町並み綺麗だしで全てがぜいたくだった〜!最高の日でした!

って書いてたら中村座マックカフェのCMが流れた笑