秋の話~コロナ禍の海外旅行について~

先日のアナハイム旅行についての覚書をつらつらと書こうかと。主に手続き上の話をします。

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■往復便をどうするか

今回は中部国際空港成田国際空港ロサンゼルス国際空港というルートで(いや今回はではなく、いつもこれですが)ロサンゼルスへ飛びました。
通常時というか、普通は中部からロサンゼルスまでの航空券を選択するのですが、なぜか国内線を含めると8万円くらい値段が跳ね上がる。国内線単独にすると8000円~なのに。
とりあえずは日本から脱出する手段を確保せねばとユナイテッド航空にて成田~ロサンゼルス間の航空券のみ確保。
その後、さてどうしようかと悩み始めます。同じアライアンスでとは考えていたけども、国際線の予約をしたときは、ANAとの帰国時の乗り継ぎ必要時間が足りていなかったんですね。
こうなると検討するのはJAL(時間帯に余裕があった)もしくは新幹線です。羽田経由なら新幹線もありなのかもしれないけれども、今回は成田から。しんどい。あともう一つ考えたのは、帰国後千葉で一泊して舞浜へ行ってから地元へ帰ること。なんかそれもしんどいし、その時点では舞浜に行く気分でもなかったので却下。じゃあJALで帰る・・?と思っていてさてどうしようと思っていたころに、ロサンゼルス~成田便の出発時間が早まり乗り継ぎ時間が75分ジャストに!たぶん航空会社側も気付いたのでしょうね。コロナによる規制緩和と北米路線の需要が上昇しているという点で本来に近い運航になったのかなと。ということでANAで国内線も予約しました。

■日本からアメリカへ!

出発当日は午後発の便だったので10時くらいに自宅を出発。自宅近隣エリアから中部国際空港までの高速バスはコロナの影響による需要減で運休していたので、電車で空港へ行きます。特大荷物を持って行くのは初めてなので苦労した。名古屋駅での移動が大変だった・・・。
空港に着き、カウンターにてLAXまでのチェックイン手続きができるか聞き、手続してもらいます。通しで購入していないので、できないのであれば成田で荷物を拾ってもう一度チェックイン手続きを取ることも考えましたが、できるとのことで対応してもらいました。たぶんあまりない購入方法なのか、慣れていないのか、時間がかかりました。この段階で提示した書類はユナイテッドと宿泊ホテルのバウチャー。新型コロナワクチンの接種証明書。ビザの確認。(とりあえずESTA出した)時代が変化したとは言え、必要書類の紙での準備は必須かと。特にアメリカにいくときは。

手続きを済ませて、昼ご飯を食べて、成田行きの便へ乗ります。コロナ前に比べると少ないかなという程度だけど、7割くらいの搭乗率。基本的に名古屋から東京行きは近くで便利な人か、乗り継ぎ目的の人が多く、今回は海外へ飛ぶ人が多かった様子。現地に住んでいる人ね。

そうこうしているうちに3年ぶりの成田に着。ANAの国内線から国際線に乗り継ぐ際の専用の乗り継ぎレーンがかつてはありましたが、今は稼働していないとのこと(2022年11月時点)なので、ぐるっと回ってセキュリティチェックへ行きます。今回、誓約書が必要なのでユナイテッドのカウンターで聞いてねと中部のANA地上係員の方に言われ、さてとユナイテッドの方に聞いたら、必要ないです~!と言われた。アプリチェックインの際は必要だと記載あったけども、運航・搭乗・入国ルールというのは刻々と変化するんだなと思った。

ていうことで出発。ほぼ外国人もしくはアメリカ現地に住んでいる日本人のみで、観光客は数組。こんなの初めて~と思いつつ、移動ができなかった分集中しているんだなと。
そんなこんなで搭乗時間になり、飛行機へ。周りは現地人ばかり。サービスも変わらずでした。アメリカ入国時の税関申告書類については不要になったとのことで配布されず。10数時間でロサンゼルスへ。久しぶりにT7に到着。入国審査ゲートへ。ここには昔はキオスク機械あり、入力して写真撮って審査口へ行っていたんだけども、今回はキオスクは撤去済み。現地在住者か外国人でレーンが別れていました。キオスク撤去のせいで現地組の方が大行列でビックリ。普通外国人レーンが混雑するのはわかるけども逆転していた。東南アジア系が外国人レーンは多かったかなあと。東南アジア系の人は結構根掘り葉掘り質問受けていて、さてどうなる・・・と行くと、審査官がいる場所にパネルが出来てました。ここでもこんな感じなのかと。そして審査官もマスクしていた。アメリカでの様子は、マスクしていない人は多いけど、マスクする人もそこそこいた、って感じ。お店で勤務している人はマスクしている率が高い。あと、屋内に入るときはマスクする人もかなりいた。っていう印象。
審査官は滞在期間と目的だけ聞かれました。むしろ日本語で聞かれた。笑 ミッキーのグッズ身に着けていたのでね・・・。観光アピールのため。笑
簡単にするっと入国審査を終え、荷物をピックアップ。相変わらずどこのレーンという案内がないので困る。笑 そして、出口付近へ向かうと、税関チェックの人が歩きながら、持ち込み禁止物持ってないかい??というフランクな感じで聞いてた。笑 そんなんでええんかい。前は一応座ってチェックしてたんだけどな。という、想像以上にアメリカ入国がラフなスタイルになってました。

■LAXからアナハイムへ!

さてLAXからアナハイムへ行くにはどうするか、ですが、昔はスーパーシャトルが一般的だったかと。でも今LAXから撤退した以上、UberもしくはLyftで行くか、電車で行くか、の二択に。円安ピークの時に行ってしまったので(レート143円くらいでした)もうこれは電車だ、と思い。ひとまずLax-itというバスでUnion Stationへ。バス停が空港到着口出口付近にあるので、待っていたら遅延してる~とのことでした。あと、乗車率によっては乗れない可能性もあるので要注意。バスは普通の観光バスで、到着してお金を払うスタイル。そしてお金払ってから荷物を受け取る感じ。まあ行けば分かります。案内される。
そして、UnionStationからアナハイム行の電車はメトロリンクかアムトラックですが、私は安くいきたかったのとタイミングが良かったのでメトロリンクで行きました。アナハイムまでのチケットを券売機で買い、うろうろしていたら警備員のおじさんが気にしてくれて(治安悪い環境で明らかに観光客な若い女がいたからね)いろいろと助けてくれました。ありがとうございました。
時間がくるまでは待合スペースで待てるよ!とのことで、待合を管理している方にチケットを見せて待ちました。安全エリアですね、いわゆる。
なんか日本でいうところの日本酒持って昼間からうろうろして叫んでいる・・・みたいな雰囲気の人(大阪の南の方のイメージ。)もいたので、夕方以降は絶対使わない方が良いです。多分ドラッグやってそうな感じ。Union Stationに近づかない方がいい。電車を利用する人は普通の働いている人や、運動するために移動するような人がいるので、そこまでという感じだったけど、駅近辺がまず治安は絶対ダメだと思うので一人は避けた方がいい。警備員がいるんだから悪いんだよね、治安。一応駅にスタバあったけど。
まあそんなこんなで電車の時間になったのでホームへ出て(改札はないので普通にホームへ。地方の無人駅のイメージかな。電車内で検札に回る感じ)電車に乗り込みます。久しぶりに外国!って感じの電車に乗ったわ。ディーゼル運転の軌道車といった方が良いのか・・。電車内は、サイクリングするためロードバイク持った人もいたりと、雰囲気は悪くなかった。
アナハイムの目印はエンジェルススタジアムです。見えてきたら、アナウンスも流れるので、下りてエンジェルススタジアム側の出口へ。大谷翔平のおかげで一般人でもエンジェルススタジアムが分かるようになりましたわ・・。シーズン中は日本人も多いと思うからまあ安心かもしれない。

駅からは路線バスでディズニーエリアへ。QVCセブンイレブンとかのあるストリートを通る路線です。右手にディズニーパーク、左手にトイストーリー駐車場といえばわかるだろうか。電車乗った人はバスが無料です。チケット見せたらOKだった。というかんじで3時間くらいかけてアナハイムエリアにつきました。笑 余裕のある人はこれで良いかと思う。

※写真撮る余裕は全然なかった。笑

■日本へ帰る!

帰りは時間に余裕はないのでUberで帰りました。アプリをインストールしていたので、それで配車依頼。朝10時台の飛行機だったので、8時までには着きたいと思ったらかなり余裕見ないとだめだね。やっぱりロサンゼルス行きのハイウェイは大渋滞でした。6時過ぎに出発して7時半とかそれくらいに着いたと思う。Uberのおじさんはマスクしてなかったけど、咳き込んだあとに窓開けて換気されてて、やっぱり衛生意識が日本より高いわ~と思った。私がマスクしていたからかもしれないけどね。空港ついて成田までチェックインして、セキュリティ通って(靴を全部脱ぐことも、パスポートも何も持たずに通らなきゃいけないこともすっかり忘れてて後で注意された。すいません・・。久しぶりで)
チェックインからセキュリティは全然混んでなくてするすると中に入れたので、カフェでコーヒーとサンドイッチ買ったら17ドルだった。びっくりした。

まあ普通に搭乗して、日本に着くときに紙を配られていたけど、私はWEBで済ませていたので(検疫と税関関係書類)何も受け取らず空港へ。成田だけがコロナ禍って感じだった。案内員が外国人で日本語で案内してくれたけど片言で分からず、結局英語で案内してもらった。笑 ここで検疫はファストレーンを通ってすんなりと通過。問題は税関申告でした。ちょうど数日前から電子申告ができるということで、事前申請していたんだけども、電子申告でその申請内容のQRコードを機械に通さなければならない、ということで大行列。(ディズニー的にみると、1時間待ちやろこれ?!って感じ)これはダメだと、従来の係員がいる税関カウンターを見ると全く人がいない。ならばと、バゲッジクレームに置いてある税関申告書類を急いで書いて、有人カウンターを通ったらすんなりと通過できた。電子申請済みでも通れたので、様子見て人の少ない方を通過した方が良いです。機内で申告書類をもらっておくべき。今現在どうなっているかわからないけど、臨機応変にいかないと乗り継ぎが間に合わないことになる。(多分私は普通に並んでいたら乗り継ぎ間に合わなかった。通しでチェックインしてないし。ちなみにアプリで事前にチェックインだけはしていた)

そしてなんとか国内線搭乗口へ着き、沖止めされているポンバルディアにバスで移動し、中部国際空港へ。日本だ~!って感じでした。はい。いろいろとスムーズにいかない点が日本到着時にはあったので、やはり要注意だなと。まあ、これももうすぐ終わるんだろうけど。

という感じでした。おしまい。