退所

稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人がジャニーズ事務所を退所するらしい。

らしいと書いたのは報道発表しかなく、公式サイトやメールやはがきでの案内がないからだ。まぁ、そもそも個人となった所属タレントについて公に発表するつもりはないのではないかとは思っているので(Jrが辞める時もあまり発表ないらしいしね)気にしてはならない。

ただ、大事なのは、本人からのコメントは一切ないということだ。直筆コメントの一つや二つ、サインの一つくらい、本当ならば載せなければならない。しかしそれが一切ない。今はメディアからの情報を鵜呑みにする人間と、本当なのか?という疑念を持つ人間しかいない。生放送やラジオ番組でなにか言わせるのかもしれないけれども、そもそもラジオも地域限定放送のくせにそれを公式にしてしまう時点で事務所の誠意のなさは露呈していると思っている。(解散時のコメントが良い例)

すべての管理や広報の体制がお粗末すぎる残念な会社「(株)ジャニーズ事務所」、普通の企業以下であるということがよくわかる。

個人としては、ジャニーズ事務所を退所することに関しては大腕を振って賛成する。むしろとっとと脱出して自由に活動してほしいと願っている。ただ、その"自由"が叶うのか、個人の自由を尊厳は侵されることなく済むのか、それだけが懸念材料である。


良い時期だ。40歳は年齢的にも熟している時期。いろんなことができる。それなのに、こんな事務所の匙加減一つでプライドも仕事の機会も全て損なわれることそれが悔しい。

退所が3人だけなのはなんとなくわかる。中居と木村は金の成る木だ。ほかの3人よりも大きな金と企業が動いている。そして今のスポンサー契約についても3人は残すところ1社かもしくは0。ほかは減ってはいるが何社か残っている。(ただ、大口は減っているので機会はまだあると思っている。)

解散後、活動についての一切の案内がなかった下3人と、それなりに(ほんと雀の涙程度だが)案内の合った2人。事務所がどうしたいのかはよくわかっているので、どうか3人の邪魔だけはやめてほしい。




早く脱出してくれって何度願ったかわからないけども、いざ出るのが3人だけとなると、なにか心にぽっかりと穴が空くような気持ちになっている。なんだろう。少しだけ寂しいこの気持ちが何によるものかわからないけど、事務所にいた30年とSMAPであった25年という月日の長さによるものなのかもしれない。