5か月

いつのまにか8月が終わる。夏は嫌いだ。日差しはきつい、気温・湿度の高さ、いたるところに発生する蝉・ゴキブリといった虫類、暑さゆえにぐっすり眠ることもできない不快さ、いつ起こるか分からない雷。夏なんて滅びてしまえばいい。大嫌いだ。


と、思っていたらいつの間にか季節は秋めいてきて、とんぼが山から下りてきたのか街中でも飛ぶ姿を見ることができる。とんぼは良い。風情がある。ゴキブリ・蝉諸々はダメだ。ガチャついている。

気付けば今年も残り4カ月。終わりは早い。月日が経つのは早い。なにかが変わったのかと聞かれるとなにも変わらない。変わることなく過ぎていく。だからこそ自分で終止符を打つことも時には寛容になる。

夏が終わる。私の好きな季節がくる。

中居正広へ思うこと

中居くんを見て、無理はするな、体を大切にしろって散々思ってきていたのだけど、先週の告白でやはりか、遂にかと覚悟を決めて流れを見ていた。

中居くんの話で思い起こされ
のは、数年前に食道癌で死んだ私の父親のこと。父親も同じように医者にかかる一年前から違和感を感じていて、医者嫌いも災いして発覚した時は既に末期だった。そしてそれから数ヶ月で呆気なく死んだ。
だから、一年半前から違和感を感じていたと中居くんが話すのを聞き、頼むからやめてくれ、最悪な話は聞きたくないと願った。

幸いにも中居くんは良性の腫瘍。本当に良かった。

でも、本当に愚かだと思ってもいる。分かっているのに放っておくなんて、本当に愚かなことだと。仕事があるのは分かる。休みが少ないことも知っている。中居くんのお父様のこともあった。優先順位があるのかもしれない。でも、それでもやはり、自分の身体を大切にしない人間は愚かだと思う。だから怒りも覚えた。何をしているんだって。
酷な言い方するかもしれないけど、SMAPとして生きている以上、非常に価値の高い人間なんだから、様々な方面への影響も人一倍大きいことを理解してほしい。貴方の代わりはいないのだから。
それに誰にも言わずに済まそうとしたなんて社会人失格だよ。
関連番組、スポンサー企業、その他諸々との兼ね合いも状況状態によっては出てくるのに黙ってというのは非常に無責任。普通の会社員でも迷惑かけないように会社と相談するっつーの!

頼むから、中居くん、健康でいる努力を、注意をしてくれ。長く生きてくれ。あなたの大切な人が残した言葉、大切にしてくれ。

1ファンの戯言だけど、切に願う。

歌舞伎座 三月大歌舞伎 3月21日


通し狂言 菅原伝授手習鑑

序 幕 加茂堤
   
桜丸 菊之助
八重 梅 枝
斎世親王 萬太郎
苅屋姫 壱太郎
三善清行 亀 寿
 
二幕目 筆法伝授
   
菅丞相 仁左衛門
武部源蔵 染五郎
梅王丸 愛之助
戸浪 梅 枝
左中弁希世 橘太郎
腰元勝野 宗之助
三善清行 亀 寿
荒島主税 亀三郎
局水無瀬 家 橘
園生の前 魁 春

三幕目 道明寺
   
菅丞相 仁左衛門
立田の前 芝 雀
判官代輝国 菊之助
奴宅内 愛之助
苅屋姫 壱太郎
贋迎い弥藤次 松之助
宿禰太郎 彌十郎
土師兵衛 歌 六
覚寿 秀太郎

道明寺のラストに向けてのぐいぐい引き込まれてく感覚がたまらない。
あの花道での仁左衛門さんは人間味溢れ非常に美しかった。忘れられん。心臓鷲掴みにされたよ。

仕様変更

時代は変わる。日記も変わる。


転職を決断。暫く前から辞めるつもりでいたのだが、漸くそこに漕ぎ着けた。長くいれば任されることも増えるし、会社関係の人とコミュニケーションも良好になるし、将来的にはという話も頂ける。でも私にとって今の環境は、ぬるま湯でしかない。このままぬるま湯に浸かり続ける状態でいることには性格的に無理だと判断し退職を決意。この決断が正しいのか間違っているのか分からないけれども、今再び真っさらで何もない道を進み行くことはとても恐ろしい。でも行くしかない。

時代は変わる。流れも変わる。