スクラップ&ビルド

ちょっと気分のよくない話をするかもしれない。

スクラップ&ビルドという言葉がある。最近「シン・ゴジラ」を見て、その中で使われる中で印象に残った言葉の一つである。

スクラップアンドビルドとは、老朽化して非効率な工場設備や行政機構を廃棄・廃止して、新しい生産施設・行政機構におきかえることによって、生産設備・行政機構の集中化、効率化などを実現すること

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文字通り、物自体であったり、システムの話にも当てはまる言葉である。既存構造を壊し、新しい構造を構築する。日本はそもそも戦後の焼け野原から1から町であったり行政組織を作り直してきた過去がある。

この言葉を聞き、ふと思ったことがある。

SMAPにも当てはまらないのか」

すでにグループとして巨大化し、メンバーの知らないところで様々な話が進められ、意思決定の場にいないことはメンバーの口からも語られた過去がある。本年12月31日で終了するスマスマも、フジテレビの思惑でただの番宣番組となり下がっており、SMAPが添え物のようになる回も多い。そのような現状を見ると、一度すべてをリセットすることも強ち策として最悪の結果ではないのではないかと思う。(もちろん今回の解散に関しても、SMAPの意思はなかったと思っているけれども)メンバー個人は事務所に残る、という一筋の光が残っている以上、全てのしがらみ、利権をリセットし、新たに再構築することもできないことでもないと思う。

正直なところ、沈みゆく船状態のフジテレビでゴールデンタイムに番組を持つことは、今後のSMAPの活動に影響を与えかねないと思っているので(実際に影響は大きく出ているが)今回これで手が切れることは少し安堵しているところでもある。(結局SMAP自体も解散となってしまっているが)(さらに言えば、特定の放送作家とのつながりも、だ)

結果良かったのか、なんていうことは今からは断定できない。本当に全てが終わってしまうかもしれない。でも、あの5人なら、SMAPなら、なにか手段を残しているんじゃないかって思ってしまう。それがSMAPというグループで、奇跡という言葉を信じてしまうセンチメンタルな心をもっているからだ。決してSMAPが解散して嬉しいとは思っていない。現状として呑み込めていない節はあるけれども、決してそのようなことは思わない。日常からいなくなる現実が想像できないのだ。物心ついてからSMAPのいない世界に生きていない以上、私の生活の中でSMAPは必要不可欠だ。

不死鳥のごとく、再生する姿を待っている。あの日、ぶち壊されたSMAPが、また再びリスタートすることを祈っている。

HAPPY 25 th ANNIVERSARY

デビュー25周年おめでとう、SMAP!


www.nikkei.com

そして、世界に一つだけの花、トリプルミリオン認定おめでとう!記念の日に認定なんて奇跡に近いと思うんだ。


貴方たち5人は本当に奇跡のような人たちだよ。そもそも、5人が集まったことが奇跡なんだよ。貴方たちは本当に、本当に完ぺきなアイドルで、スーパースターだよ。生で見ても完璧なスタイル、完璧なトーク、アイドルとしての振る舞いも、全てが一級品。このまま宝箱の中に閉じ込めてしまいたいくらいに私たちの目の前に留めておきたい。

SMAPの好きな話を色々話そうと思う。

  • 好きなエピソード

①MIJツアー中に、中居・木村・慎吾で飲んでいて、酔っぱらった慎吾が中居に唾を吐きつけた。それに怒ったら慎吾がしょげて部屋に帰ってしまい、そのあとは中居と木村の2人で飲み明かした話。

②吾郎ちゃんがコンサート中、グッズを買いに来るファンの姿をホテルの部屋から全裸で見ていた話。

③中居、剛、慎吾の3人で中居の部屋で飲むことになったけども、ふと気づくと剛がいなくなっている。探しに行くとマンションのエントランスで寝っ転がってる剛を発見。それが何度か繰り返されて、なぜそんなテンションなのかとなったとき、その日が剛の誕生日で、二人が祝ってくれていると剛は思って嬉しかったからって話。

④木村が香港で2046を撮影中に、海外のやり方についていけずへこたれてしまいそうになり、慎吾にSOSメールを送ったら、慎吾が叱咤激励をした話。

太秦宮本武蔵を撮影中の木村が、スタッフからもうすぐ剛も太秦に来ることを知り、剛に対して嬉しそうにお前もうすぐ来るって聞いたぞ!って言っていた話。

  • 好きなアルバム

①Drink!Smap!:別格。もうすべてにおいて思い出とともに生きているアルバム。大好きで大好きで、擦り切れるほど聞いたアルバム。It can't be大好き。

②「ス」:ココニイルコトがすごくいいんだよ。いい曲だよ。夜中に一人で聞きたくなる。

③super,modern,artistic,performance:Themes of 019と慎吾ソロにBEPのwill.I.amが参戦している奇跡のアルバム。このアルバムの制作期間を考えるとwill.I.amにリクエストを出したことは恐ろしい決断だったと思う。そんなwill.I.amはリクエストをもらった時にオバマに捧げる曲を作っていたっていうエピも合わせて好き。(今オバマに曲作ってるからもう少し待ってね!ってすごい話だと思う)

④SAMPLE!BANG!:夏色全開のアルバム。「sweet,summer,surfing,season」って曲が特に好き。

  • 好きなシングル

①Fly(1999):SMAPにはまったきっかけの曲。当時小学生だった私の心を射抜いた曲。

②smac(2000):5人にはネタになってる曲だけど、間奏のダンスがべらぼうに格好良いんだよ。デビュー10周年記念のCD。

③華麗なる逆襲(2014年):MVも併せて最高の1曲。



・・・華麗なる逆襲を生で見ていないんですけど!!!Othersideも!愛が止まるまでも!ちょっと!待って!無理!見せて!帰ってこい!!!SMAPに会わせろ!!!番組協力も!生放送番組も!歌収録も!ないまま終わらせようとしてるなんて許さんぞ!何も言わずに去るグループじゃないだろ!

SMAPを返せばか!!!!

夏休みの話

夏休みの話。


USJに行った話。

8/16に大学時代の友人とUSJに行ってきました。

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15周年を迎えたUSJ。思い起こせば開園当初はトラブル続きのテーマパークだったなあと当時とは様変わりした園内を歩きながら物思いにふける。今のUSJは好きではないのが本音です。映画をコンセプトにしたテーマパークなのに今となってはAKBだキティだ・・・となんやねんと。本当に理解ができない。さらにバックトゥーザフューチャーをクローズしたりどないやねん・・・。もっと洋画要素詰め込んでほしい・・・。なんて今のUSJの再起立役者の人には通じないんだろうなあ。ハロウィンのコンセプトは良いけど、夏がね・・・。うん。。

で、そんな色々思いながらのRE-BOOOOOOONパレードは凄く良かった。特に規模が大きいわけでも、フロートが派手なわけでもない。でも一緒に楽しむ、というコンセプトが良くて。ダンサーの人も気さくで良かった。

でもやっぱり夏のUSJはだめだ。暑すぎる。休むところも日陰も少ない。待ち時間の少ないアトラクションがあるわけでもない。早く乗るには金を積まなければならない。今はうなぎ上りの好業績らしいけど、どうなるやらと思います。

あとやっぱりディズニーとは比べ物にならないなと。うん。あの舞浜駅降りてからの異世界感と、ユニバーサル駅との差が激しすぎる笑 電車で初めて行ったけど、あんな感じとは思わなかった。車で行くと、ジュラシックパーク感があっていいんだけどさ。なのでそろそろジュラシックパークエリアを更に拡張してジュラシックワールドにしてモスサウルスのショーを始めよう。それか恐竜世界に入り込む映像型体験ライドを始めよう。本場にあるキングコングに襲われる奴でもいかがですか。ディズニーが2020年目指して本気出してきたから、USJも本気出そう。小手先の要素では通用しないと思うよ。

②ディズニーリゾートに行った話。

行く予定の日が丁度台風直撃か?!どうなるか?!といわれた前代未聞の台風10号ちゃんの登場で、どうするどうすると二日前に相談し、急きょ出発を1日早める形にした今回のリゾートへの旅。ホテルはキャンセル料がかからない日であったから変更をかけ、新幹線はキャンセル料覚悟で(ぷらっとこだまのため)キャンセルし、当日購入することに。チケットは当日ランドで日付変更をする・・・・などなど踏んだり蹴ったりで色々用意を忘れたりした旅でしたが、台風のおかげで日差しもなく、涼しい環境で楽しめた。

ランド編

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彩涼華舞のミッキーマウスが史上最高に格好良かった。丁度ウォルト像の前でストップして踊っていたんだけども、久しぶりにあんなにガシガシ踊るミッキーを見たような気がする。シンデレラ城に向かってハイキック決めてガッツポーズするミッキーなんて誰が想像できただろう・・・。笑 いやもう本当に格好良いミッキーでした。

あと、1日目ランドだったのだけども、雨でエレクトリカルパレードがキャンセルになり、ナイトフォールグロウへ変更。フロートの台数少なかったけど、すごくきれいだった。ミニーオーミニーもキャンセルだったなあ。

さて、今回はキャラクターに会うことが目的に近かった。というかミッキーたちの顔が変わるんでない?というまことしやかな噂を聞き、これはあかんと変わる前にキャラクターに会おうと行動。そして初めてミッキー様に対面。ミートミッキーの環境怖いね。あれね。なんかうん。あんなに周りに見られる環境だとは思わなかった。そして目的のファンタジアミッキーではなかったのですごく悲しい。リベンジする。

*シー編

二日目のシーは、入ったら丁度キャラグリしていて、グーフィーがいたので様子を見ていたら、なにやら帰る直前&雨降って来たーということで落ち着かないグリーティングをしていた。そんな中雨降ってるから屋根のある所に皆を引っ張るグーフィーさん。優しいなあ・・・いやお前が濡れないためかと思いながら最後まで様子を見ていたところ(声を掛ける勇気はないし、人のグリーティング見ているほうが面白い)、帰りがけにグーフィーグーフィーのバスタオルを巻いた私の存在を認識し(めっちゃ寒かったので着てた)、投げチューをしてくれました。視線の先にずっといたら気づくよね笑 ありがとう、優しいグーさんでした。

ちなみにこのあと何度かこのグーフィーに会うことになる。

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最小限人が写らないようにと撮った結果。お別れのご挨拶中です。この後声かけてくれた。8/28朝のグリしていたグーフィーさんありがとうございました。

その後トレイルへ行く。なにやら面白いグーフィー(サービス精神旺盛)だなと思ってみていたら直前で洋服を直しに行かれました。そしたら何故かテンションの落ち着いたグーさんに。裏で何があったのかな(棒読み)ミッキーたちに何か言われたのかな。(某読み)そしていざご対面したのだけども、何故か敬語でずっと話しかける私と紳士的なグーフィー。なにやらバスタオルに気づいた仕草をしたらしいけども、カメラに必死で気づかない私。(買ったばかりだから慣れてなかったのが敗因)フォトキーを後から見ても凄く礼儀正しい客とグーフィーしかいない写真だった・・・なんでこうなった・・・。


昼過ぎにドナルドに会いに行く。ここで待ち時間調査のカードを渡される。噂には聞いていたけども協力する日が来るとは。

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8/28 15時過ぎ頃のドナルドさんありがとう。

ドナルドさん凄く良い子だった!今回はいとことそのちびっ子と一緒で、いとこファミリーと私とでそれぞれ写真を撮ることにしたんだけども、ちびっこたちが待ち時間の間に不機嫌になってしまい(単に疲れたことと、ゲームやめろって言っただけなんだけどねえ)荷物置き場に座ってしまってたのね。ドナルドが迎えに来てくれたんだけども、元気になれ!って感じでステップ踏んでくれたり、子供とくすぐり合いっ子したりと非常に盛り上げの上手だし気を遣ってくれたりで有難いのと申し訳ないのとでいっぱいでした。ありがとうドナルド!この場所のキャストさんも良い人だよね。盛り上げ上手だし。ミートミッキーと全然・・・げふん。

そんなドナルドに感動した大人はグリ施設の上にあるお店でドナルドのスーベニアケースを購入。お金を落とす役割が大人の務め。(ほしかったんだけどすっかり忘れていて、グリしていた女の子たちが持っていたのを見て思い出した)

色々あり、夜は当日枠で入れたホライズンベイへ。ここのプルートいい子だったなあ。ミニーは可愛いかった。ここのプルートもすごく良い子で、プルートと写真を撮るために席を立つときに隣の人の荷物にぶつかってしまったんだけども(子供が)、お詫びしたら一緒に謝ってくれた。ありがとうプルート。

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このミニーちゃんめっちゃ可愛かった。最後は子供たちに直チューしてくれてた。

夜頃、ファンタズミック!はあるんだろうか、なんて思いながらキャストに聞くと、一応やるとは聞いているが、どうなるかわからない途中キャンセルもあるかも。という丁寧なご回答をいただき、移動する。今回は花火がないバージョンでした。台風来ていたせいか人が凄く少なかった。直前でもいい場所で見れた。でもあんな台風の環境でも慣行するディズニーは凄い。どれだけ優秀な気象予測システム持ってるんだ。ストームライダーはなくなったというのに。

こんな感じです。

BIG5制覇したぞ!!おおきい。非常に大きい。お顔変わっちゃう前に会えてよかった。私の思い出は貴方たちと生きていきます・・・・。お顔変わるの反対。しゃべる意味わからない。

一応色々ライドも乗っております。ただやっぱりショーが悉く外れたのでリベンジしたい。BBB見たいんだよ。カードだけ買っても意味がないんだよ。

ところでデイパレの「ハピネス・イズ・ヒア」見たけど、本当にダンサーが少ないね。びっくりした。あんな規模だったっけ?オリエンタルランドさんが何を考えているかわからないけども、人件費削減が一番企業として愚策だからね。特にエンタメの世界では。本当にしょぼいしフロートとフロートの間の待ち時間のつまらないこと。ディズニーの魅力は豪華さと派手さと奇抜さなんだからさ、そこケチったらだめよ。

I Still Wanna Be Next You.

2016年12月31日、SMAPが解散する。


もう、流す涙もない。
あの1月の報道からここまでの道は全て決められていたかのような連日の報道と事務所の対応。今日、木村が帰国した際のコメントで、話し合いもなく解散が決まったことを告げた。ファンクラブに届いたハガキも、報道で流れる解散が決まった日からほんの数日でファンクラブ会員の手元に届いている。

余りにも、余りにも酷い仕打ちに、ただただ怒りしかない。28年間第一線を走り続けた国民的グループの最後がこんなにもあっけなく、何事もなく終わっていくなんて信じられない。ジャニーズ事務所は自社のタレントをゴミのように捨てるのか?各メンバーを陥れるような週刊紙やスポーツ紙の記事を垂れ流し、人権侵害ともとれる記事に目を瞑る。レコード会社やスポンサー企業(日本財団を除く)には一切の連絡を入れない。これが一企業として許されるのか。企業倫理、コンプライアンス全てを無視した会社がこの日本に存在していいのか?普通の企業ならば(大企業でさえ)許されないことが何故許されるのか?

私は一応企業で人事として働いている。労務系の仕事もする。そこで数々の労務トラブルを見ている。その都度自浄作用を働かせ、問題をクリアにしていっている。だが、それがジャニーズにはない。そこが信じられないのだ。返す言葉もなにもない。本当に呆れてしまうお粗末な会社だ。

解散が、SMAPがもう限界だと感じて、自らの意思で解散を宣言するなら甘んじて受け入れる。涙も流す。でも、メンバーがラジオで発表したコメント、木村が空港で話した言葉、全てがとても未練たらたらで、全くもって納得している様子がない以上、私も解散を受け入れる気持ちはない。SMAPを諦めたくない。エンターテイメントの最高値に立つ男達の最後がこんな形で終わることを許すつもりはない。

何があっても、私はSMAPを信じる。だから行動する。

僕はまだ君の隣にいたい
一緒にやって来たのは事実
君と比べられるものは何もない
君だった。いつも。そして今も君だけ。

遠い道をいっしょに耐え抜いたのが
信じられない君のためこの歌唄っているのが

皆に別れるかもしれないと言われたけど
僕たちはまだ今までよりもずっと近くで一緒にいる

信じられないよ、一緒に来た道を振り返ると
結局今に至るまでずっと、僕は君を
一晩中手放したくないんだ

この狂った世界で他のすべてが変わっても、
君だけは、絶対に変わることはないただ一人の人なんだ

春夏秋冬
雨の日も雷が降っても
御互いの手を離さない
終わるまで変わらない
君と僕、僕と君
僕たち二人だけ接着剤のように引っ付いてる
タトゥーのように永遠に約束する
君はいつも僕を驚かせてくれるよ

なんでグーフィーに堕ちたのかって話

今更の話。

基本的に動きのおかしなキャラクターが好きです。例えばドアラつば九郎くまモン・・・おっさん臭いというのかな。そういうキャラクターが好きです。なので、グーフィーも好きになりました。完。


グリーティングトレイルで写真を撮るときに、7人で並んで私は一番外側だったわけです。まぁグーフィーからは遠いわけです。「遠いなあ、疎外感あるなあ」とか思っていたらですね、グーフィーさんの腕が私の肩に伸びてきてぐっと抱き寄せてくれたわけです。ビックリですよ。腕なげえ!!!なんやこのキャラクター!と同時に、直前まで疎外感を感じていた私はそこで急にずきゅんときたわけです。なにこのエスパー?気持ちを汲み取ってくれるのかディズニーのグーフィーさんは。と。うれしかったわけですよ。男らしさっていうよりも優しさですよねえ。

で、そのあとのふれあいタイム?でグーフィーが友人を操って私たちに近づいてくる。そして友人をサンドイッチしてグーフィーとハグしました。なんだこのキャラクター。なにがしたいんだ。なんやあの子。ここで面白い子認定。そしてさよなら直前に何故かグーフィーと対峙することになり、その時に放った一言が「怖い」でした。大変申し訳ございませんでした。何故わたくしの前に直立不動されたのかわかりませんが、大変失礼な発言を致しました。

でもそのあともシー内やランドで偶然出くわすことが多くてですね、最後には思わずグーフィーのバスタオルを買ってしまいましたよ。グーフィーのバスタオルないかなあと呟いたらわざわざ取扱店舗を教えてくれた路面店のキャストさんありがとう。

そして帰宅後グーフィーの動画を見漁り、今に至る。普段ふざけているのに、決めるとき決めるんですよね。格好良すぎやーん。あと色々な人のグリ体験談を読んで益々好きになるという。優しいやーん。


なので今月末、また会いに行きます。


最近会う友人に何故ディズニーに急にはまったのかと驚かれ、分析されるんですけども、どうも現実逃避が強いようで。ディズニーってその人の感情が出てこないじゃないですか。顔が見えないというか。会えるんだけども、あくまでもそこまでという。どうあがいてもキャラクター以上のことは知りえないし、変なことに一喜一憂することもない。つまるところSMAPのことが思っていたよりも負荷になっていたみたいです。しばらくは遠くから眺めていようと思っていたらこちらに飛んで行ってしまったよ・・・。すまさんは暫くお休みします・・・。見ているけどね。

シン・ゴジラ

シン・ゴジラ」見ました。


庵野秀明良くやった。東宝映画よく頑張った。本当に東宝さん頑張ったと思う。東宝が60年前にゴジラを生み出した責任を見たような気がする。ゴジラが日本に返ってきた。ゴジラは日本でこそその意味が生きるのだよ。マグロ食ってたり、自国の非を都合よく改変したりするようなゴジラが評価される(されてないのもあるけど)現状に憂いていたから今回の映画は本当に良くやったと言いたい。

ゴジラとは本来破壊神であり自然災害でもあり人類の且つ敵であり我々への警鐘であることを忘れてはいけないのだと思う。そしてゴジラは終わらないということ。人類がいる限りゴジラは現れる。ゴジラとはそういう存在なのだということを。

全体を見終わったあとに感じたことは、これは「日本」そのものを表す映画だということ。日本の精神性や、国家としての現状、成り立ち、社会システム、現代人の人間性、そして歴史。初代ゴジラは戦後10年も経たずに公開されている。その時の世界の世相や日本の抱える問題、それらが表現されている映画で、何よりもまず大事になるのが「見る側の心理」だと思う。日本各地が火の海に包まれ、類を見ない被害を受けた時からたったの10年。リアルタイムであの映画を見た人が感じたものをのちの時代の人間が理解することは非常に難しいと思う。ただ、現代日本が21世紀に入って経験した暗黒のような時は確かにあって、その最もたるものが東日本大震災だと思う。あの時の絶望感、悲しみというものは薄れることはない。そしてあの時から日本がまた大きく変わったことも事実。言葉には言い表せないけれども、大きく変わった瞬間でもある。それから5年の月日を経て今「シン・ゴジラ」が公開される意味。初代が水爆実験に対する警鐘で描かれたのならば、今回大きなトリガーとなっているものは震災なのだと思う。実際庵野も震災を経てまた心理状況が変わったと話していたし。

政治的な話とか、原発の問題とか話すことではないとは思っているけども、でもどうしてもそこは連想されなければならないファクターであると思うし、日本人の根底に根付いてしまっている以上致し方ないとは思う。不謹慎である、と言われることも分かる。が、でもゴジラの存在が警鐘であるならば、そこは非常に重要な要素なのだと思う。

映画自体の作りからいえば、確かに途中中弛みはあるし、理系の話は分からないし(超文系)、難しい部分もあるけども、でもそれでも伊福部先生の音楽と総攻撃の映像が出れば盛り上がるよね。もちろん絶望はあるけども。一番は放射熱線のシーンだけども、あの絶望感はさることながらゴジラに対しても感情移入してしまうような「痛み」が伝わってきてなんとも言えなかった。焼き尽くされる恐怖と悲しみはさることながらゴジラもただやってきただけなのに(正直遊んでいるだけのような気がしてね)わけのわからないものに突然攻撃されるのだよそりゃ怒るよ痛いよって思うのね。だからこそなんとも複雑な心理状況になる。


細々とみれば自衛隊が掃討作戦練る際に「陸海空協力しましょう」といったときに旧日本軍エ・・と思ったし、ゴジラのヤシオリ作戦の時に使うポンプ車の話を聞いて「これ、原発に対して地元企業が政府に貸し出そうとして自民党通じて進言したけど、直前で却下されちゃった奴・・・」と思ったり、凝固剤作るときに官民問わず全生産ラインを結集させようといわれたときは、サリン事件の時の解毒剤用意するときの話みたいやなあとか、やっぱり最後にはダンプとミキサー車よね!ってところに、結構昔から奇抜な作戦を練る日本だからなと納得させられたり、(あさま山荘事件の鉄球とか)、スパコン並列化の依頼をかけた時にやっぱりドイツは旧同盟国と思わされたり、中露は脅威なのねと思ったり、でもやっぱりなんだかんだでUSAよねえとか。


まとまりがない。


ヤシオリ作戦と最後については、とんでもない作戦だと思うし、無茶だとは思う。日本に全体を守るために個を犠牲にしようとする考えができるのかと疑問にも思った。(それが大義であることは理解しているし、それが国家だとも思う)でも、日本人にあの決断ができるのだろうか。考えさせられる。ヤシオリについては神話のお話で、八岐大蛇を退治するために用意されたお神酒だけども、そんなところにも精通していなければ官僚にはなれないのかなんていう話は置いておいて、八岐大蛇自身についての見解に「洪水」の描写であるという考えがあるというところも少し味噌かなと感じる。(洪水伝説って世界各地にあって、地球が寒冷期から温暖な気候に変化したとも考えられていたり)

まああのゴジラキングギドラになるとかそんな話だったりして!笑


うまく文章が書けない。眠い。

何が言いたいかというと、「国家とはなにか」ということなのかもしれない。国とはなにか、何をもって成立するのか、国家としてなにが必要で、何を切り捨てなければならないか、覚悟を国も国民も持っているのか。難しいけれども、考えなければならないのかもしれない。

ディズニーランドへ行った話④

全体的な話。

①ディズニーのサービス
社会人として働く経験を経てからのディズニーランドを経験すると、接客サービスってこんなものだっただろうかと考えてしまった。その話をふと会社の人に振ってみると、ディズニーを基準にほかの企業が模倣しているから、それが普通になっているのではないかと言われ、はっとした。そういえば言われてみると、ディズニー自体も企業研修プログラムの一貫として接客サービスについて講習を行っている。そして客のニーズの細分化が著しくなってきた以上、企業が提供するものも昔より増えた。だからなのだろうか。

ディズニーと比較されるパークにUSJがあると思う。ここ数年USJに行く機会が多くあり、そこでのサービスを振り返ると余りにフレンドリーで、スタッフ側から声がかかることが多かった。(写真撮影の際など)園内の突発的なショーも多く感じた(単に園内が狭いからかもしれないが)。案内も分かりやすかった。(すぐにスタッフに聞ける環境にあった。ただ外国人客が爆発的に増えたためかもしれないが)なにかここに今、ディズニーとUSJの差があるように感じる。良い意味で優等生なディズニーと少し田舎のヤンキーチックなUSJ。どちらも満足できるのだろうけど、世の中がディズニーと同じと化してきた以上、そこに新鮮味も有難味もなくなってきてしまったのかもしれない。

でもまあ個人的にはそんなに行くところではないのでなんでもいいけどね。嫌なことさえなければ。


②キャラクターとは
最近客観的に物をみてしまうので、キャラクターと客との接し方を見ていたのだけど、キャラクターも人なんだな、と現実に返る瞬間がいくつかあった。キャラクターをキャラクターとしてみるか、「アイドル」として見て接するか。キャラクターの'キャラクター'よりも特別感を得ようとする人が増え、そこにキャラクターのアイドル化が出てきてしまう。だからあんなに写真やら動画に勤しむんだなと。何を見ているのかと聞きたくなるし、演じる側も興ざめしないのかなと思う。自分が舞台とかそんなものを見てきているからこそそこに着目しちゃうのかもしれないけど。いやなんかもっとキャラクターしていてほしかったよダイヤモンドホースショーのウッディさん!

まぁ、なんか窮屈な世界だとは思うし、マンネリ化も激しいんじゃないかなあ。同じこと繰り返すってモチベーション下がるって劇団四季で学んだからさ。笑 新しいショーが始まれば違うだろうけど、でもつまらない時もあるんじゃないかな。ダンス踊れるのに盆踊りみたいなのばかりとか。

色々ぶつぶつ書いたけど、頑張ってねということで。

③2016年5月27日夕方頃に東京ディズニーシーのグリ施設にいたグーフィーさんへ。
「近くで見ると怖いなあ」とか言ってしまってすいませんでした。キャラクターってそんなに耳聞こえてないだろうとか思ったけども結構音を拾っていることに気づいてしまって大変申し訳なくなった。でもあんな面と面向かって対峙したら怖いんやって。身長高いし。


というわけでおしまい。ディズニーって夢と金の国だなって感じたよ!ハハッ!