For Denis Ten

一度だけ、その姿を見たことがある。たった一度。

2014年3月の終わりに開かれた世界フィギュアの大阪エキシビション。あの選手が出るんじゃないか、とかいろいろ話していて開いてみたらテンくん。
初めて見るスケート姿はとてもしなやかで美しく、"殿下"なんて愛称も嘘じゃないノーブルな姿でした。

ちょうどランビエールの下で練習していた前後だったから、スピンなんかはランビエール直伝。スケートも今の男子シングルでは見ない芸術性の高いプログラムを滑る”アーティスト”。20歳そこそこでスケート文化の根付いていない自国でのアイスショー開催。マネジメントやショー構成も自身が手掛けるという企画力。それだけでなくショーを見に来る海外のスケートファンをもてなそうという心。話したことも会ったこともないけれども、優しくて気が利く人なんだろうなということは見て取れた。

本当に、本当に才能に溢れる人でした。

なんて過去形で語らなければならない事実が悲しい。死を受け入れられなくて未だにニュース記事にある”死亡”や”DIE”という文字を見ると理解ができない。

なぜ彼が。悲しい。非常に悲しい。ソチシーズン後は怪我とかで中々結果が出なくて、平昌もSP落ちということにとてもショックだったけども、でもそれでも、彼のスケートはまだ見れるんだと思っていたから、突然その未来を奪われてしまったことが本当に悲しく悔しい。惜しい。

彼に近しい人の気持ちを考えると胸が張り裂ける思いです。彼を一番に応援しているファンの方の気持ちも。

どうか安らかに。それだけを願い、そして祈ります。
ありがとうテン君。ありがとう。大好きです。

冬の話~最終日の話~

アナハイムの話、最終回。ここからは個人的記録。

最終日も早朝7時とかにホテルまでピックアップしてもらい一路LAXへ。途中同乗の人が寝坊して来なくて時間ロス。アメリカの空港利用するのに遅れるなんて解せない。

■1月23日UA32
 LAX発 11:35 
 NRT着 翌14:55

当日の機材はB787-9のドリームライナーでやはり快適。で空港で搭乗券出したらまさかのオーバーブッキング。そう、この日は前日の成田行きが全便キャンセルになった翌日。あの大雪の日です。私も下手に1日早めていたら(っていうか最初はそのつもりで行こうとしていた)大混乱に巻き込まれてました。前日の便に乗る予定の人は延泊もしくは別空港行きを余儀なくされたようです。

翌日の便はそういった影響は一切なく、順調なフライトでしたが、まあ、席がないということでユナイテッドの地上係員に聞いたらアップグレードしてくれました。笑 やったね!!ということでプレミアムエコノミーで銀魂見ながら帰った。銀魂最高だね!笑

成田に着いたら、舞浜の巨大ポスターがお出迎え!これがあの有名な・・・!と感動。(写真はない)カリフォルニアと違って激寒い日本。大寒波襲来。成田からセントレアまでも国内線予定でしたが、セントレア上空の気流が最悪なのでダイバートで羽田か伊丹、もしくは成田に戻るとのアナウンスが。いやいやいや、だったら新幹線乗るから!!!!って言いたくなったけどおとなしく乗ります。

フライト自体は定刻で飛びましたが、愛知に近づくと次第に揺れだす機体・・・シートベルトサインが消えない・・・。ジェットコースターのお終いらへんに乗っている感覚・・・史上最高に怖いフライトでした。笑 もちろん無事にセントレア着。でした。が。徐々に雪の影響で電車がストップ・・・これはあかんとバスに飛び乗る!雪が徐々に積もりだす名古屋を後ろにひた走り帰宅。いやー楽しかった。です。笑


なかなか面白い経験をしたなあって思いました。1人だしアップグレードあるかも?!と期待したらその通りだし。

アメリカ一人旅、なかなか面白かったです。ドアtoドアの旅でしたが、満足!じゃないけども!まぁ色々あったけど、良かった。アメリカほど異文化を感じない国はないなあというところに、いかに日本がアメリカによって近代化されてきたのかを実感できた。(ほんっとうに違和感なく過ごせた。っていうか言語が分かるっていうことが大きいのかも)

今は、パラダイスピアホテルのベッドと枕が恋しくて、どのブランドを使っているのか、どうしたらこのベッドに似た形のベッドを用意できるだろうか考えています。

まだ、描き切れていないこと沢山あるけど!気が向いたらグリーティング編書くかも。(グリは塩と甘の混在で凄い落差が大きかった。キャラクター!っていうものがなんなのか考えさせられた笑 フェイスさんは日本より優しい気がした)

ということでひとまずおしまい。

冬の話~そろそろ話の終着点を探そう~

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アナハイムといえばここ!!!カーズランド!です!!!カーズランド!!!夢に見た!!!あの映画の世界がそのまんまです!!!!

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ステッカーくん!が普通に走っている!という感動です!!!(日本にも来たけど、やっぱ自由に動いてこそなんぼです)(これ普通に運転席に人がいるんだろうなあ)


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いや本当に映画の世界の中にいるという感動が大きすぎてここにばかり行ってた。笑

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ステッカー君とメーターの交代劇。


ここを夕方頃、ラジエータースプリングスに乗った後に通ったら、映画の中で道路を元に戻してマックイーンの計らいでライトアップをしたシーンがあったと思うけど、その時に流れていた曲がパーク内でも流れてた。その瞬間にいなかったから分からないし、映像もないけど、たぶんパークでもライトアップする瞬間にその曲を流しているんだ!!!と感動した。


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いや本当に最高でした。V8カフェも行きました。本当にアメリカンオールドダイナーって雰囲気で、50年代のアメリカ文化好きな人も満足するんじゃないかな。いやもうね、ディズニーすげえ!!ってなる。本当に。

はあ、アナハイムロスです。

この先の話

1、秋の計画
誕生日が秋にございまして、まあそれなりの年齢になるのですが、っていうかさかのぼれば今私が何歳かは分かるのですが。誕生日当日にディズニーへ行こうかと思います。
ハロウィンの時期と被るのでどうしても触手が伸びなかったのですが、のんびりインする楽しみ方を覚えたので、今年はちょっと奮発していってみようかと思います。(某風間君の言葉に大手を挙げて賛同したい)

www.disneyhotels.jp


ということで、このお部屋を予約しました。誕生日前日から宿泊をする予定で、二日間ぼっちかあと思っていたら、何やら最近友人が同じく舞浜にドはまりしているようで、誕生日当日は一緒に行くことに。ありがたい。

そしてこれを予約しました。

www.disneyhotels.jp

アンバサダーホテルに宿泊するならばここに行かなきゃ!ということです。そして・・・・

www.disneyhotels.jp

これも予約しました!!!!!ミッキーマウスルーム予約した時点で分かると思うのですが、これ目当てです。よこしまな理由ですが、会いたいものは会いたい。まさか予約開始日当日に予約が取れるとは思いませんでした。キャン拾いしなきゃダメなのかなあと思ってたけど、予約が取れたのでこれは舞浜が来いと、祝ってやると言ってくれてるのかなと思うので大腕振って行ってきます!


2、シーのエリアが拡張するよ!
ってニュースで見て、あれ、既存テーマポートの雰囲気から逸脱する?っていうか映画・キャラクターが大々的に出てくるのは初めてでは?(一応既存エリアの中にはマイナー映画を持ってきてるのもあるけど)でも、今の世界のパークの拡張具合を見ていると既定路線だったろうし、妥当なところなのかなあと。ピクサー系が無理やり入ってこなくて、世界観としては中世ヨーロッパの雰囲気になるから良いかなと思うけど。個人的には、ラプンツェルエリアにはランタンをつるしてほしいし、っていうかランタンフェスティバルしてほしい。のと、オラフグリをしてほしい。プリンセスは問わない。(っていうかよく考えたらアメフロにクルエラって変だよね)とりあえず楽しみです。シーの景観が大きく変わるのかと思うと、寂しく思う。なんてにわかが言うのはあれか。どうなるんだろうね。これから先。

そして、ライセンス契約延長おめでとうございます。最近直営になったらいいのに・・・とちょっと思うんだけど、でも、まぁ、日本では私が死ぬまで楽しめそうなんでよかったです。

冬の話〜アナハイムの良かったところ〜

終わらない!ので、まとめます。

①平和。とにかく平和。
キャラクターが自由に生きていて、キャストさんのサービスも優しくて(私が外国人だったからかもしれないけど)嫌な思いをすることがなかった。舞浜だとたまーにあるから笑
あと、現場レベルでの裁量に任されてるところもあるんだなあって、グーフィーがキャストさんとゲストと遊んでる姿を見て思った。

インするときのパスポート読み込む人が「welcome princess!」って言ってくれたり。
ソアリンのキャストがQライン通過しなきゃならない時に「excuse me my love」とか言って来たり笑 文化の違いが大いにあるけど、それがとても丁寧を感じるから良かった。笑

あと、ゲストのアメリカ人も、席座ってるとかならず横大 空いてますか?と聞いたり、ぶつかりったりすると謝るっていう互いを尊重する姿勢が凄いなと。日本人もこうあってほしい。


②生バンドのレベルが高い
トランペットの音の鳴りが違う!!!って話は何個か前にしているのだけども、特に思ったのがFIVE & DIMEでした。いやね、生で聞いてパーカッションの音の数の違いであったり、それぞれのそもそもの見せ方としてのパフォーマンス力の差もあるんだけど、この人数でこれだけの音が出せるってそもそも凄いとか語彙力がないんだけど、とにかくすごかった・・・。

あと、アトモスにグーフィーがたまに参加していて格好良かった。ディズニーランドバンドにもメリーポピンズさんが参加されていたりね。

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③ショーのレベルが違う
そもそもの直営パークの強みは、ディズニーの素材をそのままふんだんに使える、という点なんだなと改めて思い知らされました。シーみたいにロイヤリティ避ける方法を考える必要もないんだなあと。笑 ディズニー!と思う環境はこちらの方が強かった。
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あと、日本の法律との違いがある(消防法とかその辺だったかしら)から、火薬の使用量とか配慮がないよね!笑 ワールドオブカラーの噴水の高さも凄くて、ホテルから見えるほどでした。(ワールドオブカラーはそもそもアニメーションダダ流しじゃんっていうところが好きではなかった。ワンスみたいな感じだったから。60周年限定のほうが好きでした)

良いところ、たくさんあって、でも何が一番ってのんびり過ごせたところだなあって思います。バケーションを過ごすためにディズニーランドへ行く、っていう目的にぴったりの過ごし方ができた。のんびりゆったり食事してグリーティングしてアトラクション乗ってショーを見てってできた。それがとてもよかった。たぶん二つのパークの距離感と(歩いてとかモノレールで行き来できる)ホテルとダウンタウンディズニーの距離感が絶妙なバランスで成り立ってるなあって。

日本だとどうしてもそうはならないからさ。なんでだろうね。日本のパークが長期滞在に向いていない(ホテルも含めて本当の意味でのリゾートではない)のかもしれない。海外の直営ホテルだと、ホテルで過ごすためのイベントとか、リラクゼーションの紹介が強く出ているけど、それがないもんね。(ホテルにキャラクターが出てこないところとか)

また行きたいって思うから、ホリデーシーズンとか行ってみたい、けど無理だなあ。

冬の話~Mickey and the Magial Map~

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アナハイムの常設ショー「Mickey and the Magical Map」に通ったよ!!!笑


魔法使いの弟子であるミッキーが、魔法の地図を描く魔法使いイエンシエッドのもとに師事しているけども、魔法の筆を使って地図を描きたい!という冒険心というかあのファンタジアのミッキーみたいな感じで描こうとするも、まだ早い!といわれてしょぼんとしてしまいます。
師匠の目を盗んで筆を持つと謎のドット(丸い点)が現れ、ミッキーを地図の世界へ引きずり込んでしまいます・・・。そこで出会ったのは自らの力で道を切り開いていく力強いプリンセスや、スティッチ、キングルーイ・・・
そして最後にはやっぱり師匠に見つかってしまうんですけども、君にこれを授けよう!と魔法の筆をもらうのです・・・!というファンタジアの魔法使いの弟子では許されなかった魔法道具を譲渡されるミッキー!そしてエンディングへ・・!

という話だと思ったんですけども。ストーリ解釈が正しいのか分からないけども、私の中では「地図に終わりはない、想像する限り」みたいなニュアンスかなって思ったときに、ウォルトディズニーの礎が活かされていることに感動しました。

①旧ヘッドのトーキングミッキー初体験!・・・じゃないや。
私、アナハイムは全部新ヘッドになったと思って乗り込んでいるので、旧ヘッドが出てきたときに物凄い驚きました。なにそれ。なんでなの?今ってWDWも全て新ヘッドになったから、唯一海外で生き残っているのがこのマジカルマップのミッキーなのかしら。

ポカホンタスが物凄い格好良い。
天海祐希ばりの格好良さ。ついていきますと言いたくなる美しさと気品。そしてColor of the windの上手さ。びっくりですよ。あとラプンツェルとムーランという強い女という私の好きな要素を持った女性陣の登場でうれしい。歌が物凄い良い。

③トランペットがまじでうまい。
こっちに来て思ったんだけども、生バンドの音の鳴り方が段違い。空気が乾燥しているのか、奏者の肺活量の差なのか分からないけども、音に不安な要素がなく高らかに鳴るトランペットに感動しました。

④スティッチが踊る
スティッチがめっちゃ踊ります。めっちゃ可愛いです。

⑤キングルーイも踊る
何故大人気なんだキングルーイ

⓺A Journey to Imagination!!
この曲がですね、本当に良くて。
未来を連想させる歌詞に、夢とか希望とかを感じるのね。これこそディズニー!というものが詰まってるショーだなって。それをアナハイムでやっていることが素晴らしいと思う。