百年の孤独

10数年ぶりに人前で泣いてしまったわ
本当、笑っちまうよ
良いことなんて何もないし
根無草に変わりはなく
これが私だと言い聞かせて納得するしかないの
言いようのない孤独感は永遠に続くのね
なんにもない なんにもないなあ

誰かに愛されたかった
誰かに必要とされたかった
私の嘘を見抜いて欲しかった
私を知って欲しかった
本当は嫌いじゃないのよ
大好きなのよ

天邪鬼な私のことを
誰かほんの少しでも覚えていて
"愛されてた"という事実に
ほんのひと時でも包まれたいの

この惨めで愚かな私を
どうか愛して